ベルーフに入った理由

始めまして、5月からベルーフに入った研修生のH.Kです。今回は私の生い立ちとベルーフに入った理由について、書こうと思います。

私は、幼いころから自閉症の傾向があると診断され、育っていました。ただ、自分の特性について明確に理解しなくとも、学校を卒業することができていたため。気にすることがありませんでした。そんな私が障害のことを深く考えるようになったのは。大学受験の時です。この時私は、受験勉強がうまくいかず、親から職業訓練校等他の進路も考えるように言われ、どうするか悩んでいました。

この時私は、同じ発達障害の人に話を聞いてみたいと思い、ネットで調べてみたところ、発達障害の人が集まるカフェがあると知り、行ってみたところ、大学に行くことをすすめられ、改めて今の学力でも入れる大学を調べ、卒業した大学に入りました。

 大学では国際関係のゼミに入りました。ゼミでは国際政治が好きな仲間に恵まれて非常に充実した、キャンパスライフを送ることが出来ましたが、バイトの面接がほとんど通らず、それに危機感を感じた親に言われ、発達障害の学生向けの支援サービスに入りました。

しかしそのサービスの内容があまり就活に役立っているとは感じず、更に就労移行支援や障害者雇用について、就職率が低いことや、健常者と比べて賃金が低いという情報をネットで見たことから。クローズで就活をすることにしました。就活もバイトと同じくらい内定が取れず、苦労しましたが、どうにか1社内定を取ることができ、その会社に就職することになりました。しかしクローズで入っていたため、障害のことを職場に伝えられず、他の人よりも仕事が遅かったり、チェックリストの抜け漏れが多かったりして、次第に仕事に対する自信を失うようになりました。

 

そんな中、かかりつけの病院の精神福祉士の先生から、ベルーフをすすめられました。最初ベルーフの話を聞いたときは、先述した就労移行に対する悪評から、あまり乗り気ではありませんでした。しかし実際、面談をしてみると、健常者と同じ仕事をして同じ待遇で働けれていることや、離職率が低いことが分かり、信頼できる事業所だと分かりました。けど、就活を内定がとたんに止めた経験から、他の事業所とも比較して決めたいと話したところ、納得してきてほしいと、急かすことなく答えてくれて、利用者のことを考えてやっている事業所なんだと感じました。その後様々な事業所を巡った結果、IT業界の就労実績が多いことや、実務経験のある講師の研修が受けれることからベルーフに決めました。

今は週5日通所しており、officeの使い方や、基本情報技術者の勉強をしています。私は、ベルーフで就労できるスキルを身に着けるほかに、早とちりしてしまう癖を直したいと考えています。私は幼いころから早口だったり、口頭や文書で初めのとこだけ、聞いたり、見たりしてケアレスミスが多かったのですが、指導員の方々の話を聞いて、それを明確に理解することができました。そしてこの早とちりの癖を直すことが、持続的な就労に繫がると考え、時間をかけて直していこうと思います。まだベルーフに入ってから3か月程度しかたっていませんが、焦らず、少しずつ持続的な就労の道を模索していきたいと思います。

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