資格取得

研修生のEです。
突然ではありますが、自身の資格取得についてを紹介していきたいと思います。

ベルーフでは、研修期間中にIT系資格取得することを勧められています。
その中でも、プログラマー・システムエンジニアの入門的な位置に存在する資格として「基本情報技術者」があります。
「基本」と名が付くものの、この試験の学習内容は入門者にはそれなりに難しい内容となっています。
この基本情報にいきなり挑戦するのは難しいと思い、一段階下とされる「ITパスポート」の試験範囲の学習から始める事にしました。

自身は大昔に現在のITパスポートの前身となる資格である「初級システムアドミニストレータ」を取得していました。
当時の試験に比べ、現在のITパスポートの出題範囲はさらに広いものとなっており、現在の自分の知識では足りないため再学習が必要でした。

大学は工学部であった事もあり、前職でも技術的な知識に触れる機会のあった自分にとっては、少しではあるが予備知識はありました。
しかし、すべての分野をまんべんなくというわけでは無かった事もあり、改めて学習しなければならない範囲も非常に多くありました。

実は、前職就業時にも職場から基本情報の資格取得をするよう言われていたのでしたが、この当時は独学での学習の継続や仕事との両立などで限界があり、資格の学習と取得には至りませんでした。
こんな事から、今回も取得できるのかが非常に不安でならなかった時が度々ありました。

ベルーフの研修の中には「IT資格取得」という時間があります。
この研修では、研修生それぞれが今後取得する資格や学習の目標などを決め、各自で学習を進める時間となっています。
基本はセルフワーク(自習)なのですが、自分もこの時間を使い学習を進めました。
3~4カ月間くらいのこの研修時間で過去問などに取り組み、ITパスポート相当の学習内容を進めました。
過去問でも定期的に高得点が取れるようになった事もあり、次はいよいよ「基本情報」の対策へと進めました。

ここからは資格試験についてと自分の学習法について説明したいと思います。

現在、基本情報技術者試験はCBT方式という方法で受験出来るようになっています。
数年前までは春と秋の年2回しか受験する機会が無かったのですが、近年この方式に変わったことで通年受験が出来るようになりました。
一昔前よりは受験しやすくなりましたが、問題が難しいのは相変わらずです。
あくまでも受験機会が増えたことで受験しやすい環境が整っただけで、問題難易度が下がったり、合格率が上がったりはしていないようです。

基本情報技術者試験は「科目A」と「科目B」の2つの試験から成ります。A・Bとも基準点を超えると合格となります。
科目Aは知識を問われる問題で、過去問に繰り返し取り組むことである程度の点数は取ることは出来るようになりました。

科目Bはアルゴリズム問題が8割、残りがセキュリティに関する問題から成っています。
一昔前の試験制度でいう「午後試験」では様々なプログラミング言語の中から問題を選択して行う方式がとられていましたが、新制度になって科目Bでは「疑似言語」を使ったプログラム・アルゴリズムの問題となりました。

何かしらかのプログラミングの経験がある人にとってはそれほど難しいというものではないといいますが、プログラミング未経験の人には難しいと言われています。
自分の場合は独学やベルーフでの研修で各種言語でプログラミングの研修を受けていた事もあってか、公開されているサンプル問題を特別な試験対策をしないで、初見で7割程度の正答をすることが出来ました。

独学で行っていた時は、教材を用意する事ができませんでした。また、相談できる相手がいない状況では学習方法に迷うこともありました。
試験対策学習にWebサイトやYouTube動画等を使うこともありましたが、やはり用語の意味を知るといった学習にはテキスト(書籍)が必要でした。
困ったときに相談できる講師がいる事、試験対策の書籍等を用意していただけたのは本当に役立ちました。

ITパスポートの範囲の学習から始め、約1年間で基本情報技術者試験に合格しました。本来であればもっと集中して学習を進め、短期間で資格取得をしたかったのですが、他の研修なども忙しく、時間がかかってしまいました。

現在就活を進めていますが、自分の場合は前職を離職してからのブランクが長く、これまでの実務経験も乏しいということで厳しい状況であるかもしれません。
資格取得したということが数少ないポイントでもあるので、これを積極的にアピールしたいと思っています。
また合格したことで、少し自信を持つことが出来るようになった気がしました。

今後ですが、ベルーフに在籍している間に更に学習を進めたいと考えています。
データサイエンスの基礎として必要である統計学の研修がベルーフにはあります。
自分は統計学(統計基礎)の研修を今まで履修していなかったのですが、今後受けるつもりでいます。
就業が決まるまでの間に統計を学び、統計検定の資格も併せて取得出来れば良いなと思っています。

非常に長くなりましたが、これで終わりにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

IT実務演習